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【神奈川】

各地で安全啓発の催し 市と京急、川崎署が「体験会」など

◆踏切内で異常「ボタン押して」

非常ボタンを押す体験会参加者ら=川崎区で

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 川崎市と京急電鉄、川崎署は、川崎区の京急川崎駅前で、踏切内の異常を電車の運転士に知らせる非常ボタンを押す体験会を開いた。京急によると、昨年四月に同区の八丁畷駅で男性二人が死亡した事故を受けたもので、川崎での開催は昨年六月以来二回目。 (大平樹)

 二日の体験会では、人や車が踏切内から出られなくなるといった異常を見つけたら、ためらわずに押すことを参加者に呼び掛けた。

 京急安全推進部の岩切秀康課長はあいさつで、高齢者が踏切内に閉じ込められる事故が関東地方で増えていることに触れた上で、「ボタンが押されたら運転士は非常ブレーキをかけるが、すぐに止まれない。押した後は絶対に踏切に入らないで」と話した。

 ボタンは、押したら四つの赤いランプが点滅する仕組みで、参加者たちは実際に押して点滅を確認した。川崎区の石蕗(つわぶき)悦子さん(66)は「思ったより力が必要だったが、非常時には押せると思う」と語った。

 昨年の事故でボタンは押されなかった。京急は、駅のポスターや車内アナウンスなどでボタンの積極的な利用を呼び掛けている。また、事故があった踏切周辺に今年三月、自殺予防に効果があるとされる青色の照明を設置した。

◆子どもの水難事故防げ 川崎海上保安署 中原の小学校で教室

空のペットボトルを浮具にする児童たち=中原区で

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 本格的な水遊びシーズンを迎え、川崎海上保安署(川崎市川崎区)は三日、中原区の市立住吉小学校で水難事故防止を目的とした安全教室を開いた。

 四年生が参加し、同署の伊藤裕樹救難係長から、海や川に落ちた人を見つけたら「何かにつかまらせる」「大人の助けを呼ぶ」「通報する」の三原則を学んだ。

 着衣のまま入ったプール内では、空のクーラーボックスや空気を入れて膨らませたごみ袋につかまって浮いていられることを体験。「体の力を抜いて」などのアドバイスを受けながら、ペットボトルを胸に抱いて浮く練習を繰り返した。

 授業を終えた篠原廉翔(れんと)くん(9つ)は「スイミングを習っているけど、あわてると浮くことができなかった。何かにつかまって落ち着いて浮くことが大事だと分かった」と話した。

 同署は夏休みまでに市内の七小学校で、児童、教職員向けの安全教室を開く予定。 (小形佳奈)

 

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