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【神奈川】

原爆投下前後の様子描く 相模原で31日 映画「ひろしま」上映

「ひろしま」の一場面

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 原爆が落とされる前後の広島を描いた映画「ひろしま」(百四分)が三十一日、相模原市南区のグリーンホール相模大野・多目的ホールで上映される。原水爆禁止日本国民会議(原水禁)相模原地区会議のメンバーなどでつくる実行委員会が、八月の原爆の日を前に企画した。製作された時代の空気を感じてもらおうと、16ミリフィルムで映写する。

 一九五三年に日教組が組合員のカンパなどで製作した。沸騰したような高温の川に子どもが飛び込む描写など、事実に迫る内容として評価される一方、政治的な圧力から上映活動が限られ、「幻の映画」ともいわれた。

 メンバーの金子豊貴男市議が五月、市内の相模原教育会館の倉庫で16ミリフィルムの作品を発見。市販されているDVDではなく、当時の雰囲気がより伝わるとして映写機を借り、16ミリで上映することにした。金子さんは「地獄絵図のような戦争の悲惨さを伝えていく大切さを再認識できる作品。作られた時代も感じながら見てほしい」と話す。

 原爆投下を描いた短編アニメ「ピカドン」とセットで上映し、午後三時と同六時半の二回。定員は各二百四十人。当日千円、前売り八百円、高校生五百円、中学生以下無料。問い合わせは原水禁相模原地区=電042(741)0232=へ。(井上靖史)

 

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