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【神奈川】

旧今福家文庫蔵など国登録有形文化財に 海老名市内初

中は3層構造になっている文庫蔵

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 江戸後期〜大正期に建てられた、海老名市中新田一の今福家旧宅跡の文庫蔵など三件が市内初の国登録有形文化財になる。国の文化審議会が二十日、林芳正文部科学相に答申した。

 市教委によると、文庫蔵は一八四七年築。高さ七・四メートルの土蔵で、外観は二階建て、中は三層という特異な構造になっている。

 ほかに登録された「表門及び塀」は五三年築。高さ四メートル、幅二・八メートルの表門に天井板を施した「鏡天井」が特徴的。もう一件の「裏門」は大正期に造られた。石の柱の上に今福家の「今」をかたどった鉄製装飾を載せた、十九世紀末のアールヌーヴォー調。

 今福家は江戸時代、地域の名主(なぬし)を務めた豪農。二〇〇四年に所有する敷地の一部約千四百平方メートルを市に寄贈し、〇七年に「今福薬医門公園」として整備された。登録の三件はいずれも公園内にあり、自由に見学できる。問い合わせは市教委教育総務課=電046(235)4925=へ。 (井上靖史)

鉄製の装飾を載せた裏門

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表門と塀=いずれも海老名市教育委員会提供

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