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【神奈川】

<熱球譜>終盤に勝負強さを発揮 桐光学園3年・山田陸人主将

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 「自分がつなごう」。八回裏1死、本塁打と適時打で2点を返し、反撃ムードが最高潮になる中で打席に入った。甘く入った内角の直球を左翼にはじき返すと、両手でガッツポーズをつくって雄たけびを上げ、味方を鼓舞した。四回にもチーム初打点を挙げるなど2安打2打点。勝負強さを見せつけた。

 今年のチームはレギュラーに三年が少なく、まとめるのには戸惑いもあった。下級生に積極的に声をかけて雰囲気づくりに腐心した。力強い打撃とリーダーシップで、野呂雅之監督に「山田のチーム」と言わしめるほどの信頼を得た。初回に自らの失策が絡んで失点したが「ミスはある。自分のバットで返してやろう」と気持ちを切り替えた。

 試合終了直後は人目をはばからずに涙を流し、グラウンドを拳でたたいて悔しがった。目を真っ赤にして「自分は見違えるほど成長できた。監督を甲子園に連れて行けなかったのが心残り」と声を絞り出した。 (大平樹)

 

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