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【神奈川】

<財徳健治のマンスリーフロンターレ>乗り越えろ「夏の陣」 逆転Vへ追撃態勢を

川崎−長崎 後半、ゴールを決める川崎・小林選手=等々力陸上競技場で

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 酷暑の中で再開したリーグ戦で札幌、長崎に連勝。スコアはともに1点差でした。決定機を確実に仕留めていればもっと楽な展開になっていたのでしょう。でも、ともかく首位広島を追い掛ける立場としては負けないことが大事です。

 ワールドカップによる1カ月近い中断を挟んで、これで今季初の4連勝。FW小林悠(30)にプレーの切れがでてきて、チームをけん引しています。攻めあぐねた長崎戦では、一度右足で放ったシュートをGKがはじき返したところを左足で豪快に決勝ゴールを挙げました。

 「夏は好き。気持ち的にも決められる気がする」という小林は、一昨年8月には7試合連続得点(リーグ歴代2位)、昨季は7、8月の9試合で8ゴールを量産するなど自他共に認める「夏男」。好調を維持してほしいところです。

 並行する天皇杯でも冷や汗ものの戦いが続いています。2回戦(6月6日)のソニー仙台はJ3の下に位置するJFL(日本フットボールリーグ)所属ですが、前半に2点を先行され、後半やっと逆転しました。

 3回戦は戦力的にかなり差のあるJ2の水戸に追加タイムで同点にされ、延長戦でも決着がつかず、PK戦に。最後は2人が失敗した水戸に対し、4人が成功して事なきを得たのですが。ノックアウト方式の天皇杯はともかく勝つことが第一義とはいうものの、ちょっと心配させすぎでは…。

 それはそうと、今年のJリーグは夏の移籍市場が近年になく活発でした。スペイン代表の世界的プレーヤーのMFアンドレス・イニエスタ(34)が神戸に、元スペイン代表FWのフェルナンドトーレス(34)が鳥栖に加入したのは大きなニュースでした。国内でも鹿島のFW金崎夢生(29)が鳥栖へ移籍したのを始め、レギュラークラスが数多く新天地を求めています。

 フロンターレでは6月末にFW大久保嘉人(36)が磐田へ、MFエドゥアルド・ネット(29)が名古屋へ移籍。新たな補強はなく現有戦力でリーグの残り半分を戦っていくことになります。総力戦は必至。となると、主力、中軸の選手はむろんのこと全員の強い戦闘意識が欠かせません。

 折り返しの第17節を終えて広島との勝ち点8差は十分に射程圏内。8月はリーグ戦が6試合、天皇杯の4回戦も行われます。追撃から逆転へ。「夏の陣」を乗り越え、勢いを得たいものです。 (スポーツライター)

【天皇杯】      

 ■7月11日

 川  崎 ○ 1−1 ● 水  戸(PK4−2)

【Jリーグ】     

 ■  18日(A)

 川  崎 ○ 2−1 ● 札  幌

 ■  22日(H)

 川  崎 ○ 1−0 ● 長  崎

 (注)Hはホーム、Aはアウェー

 

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