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【神奈川】

「市財政読本」やさしく解説 川崎市が仕組み紹介

本年度一般会計などを紹介した「財政読本」=市役所で

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 川崎市が、市の本年度の財政状況や財政の仕組みを紹介する冊子「市財政読本」を作った。イラストを多用したほか、一般会計を家庭の収支に置き換えて示すなど、関心を持ってもらえるように工夫したという。

 表紙では「川崎の財政は市民151万人の『おさいふ』です」とうたい、冒頭で総額七千三百六十六億円の本年度一般会計を紹介。年収五百万円の家庭の家計簿に置き換えると、食費(人件費)や医療費(扶助費)などの義務的経費が月々約三十六万円に上ることを示した。

 今回は新たに、ふるさと納税による減収見込み額も取り上げた。一八年度は三十九億円に上り、保育園の運営費に換算すると二千四百人分に相当することをイラスト入りで紹介。今年四月に市が創設した、児童養護施設などで暮らす子どもの進学や学習を、金銭的に支援する「子ども・若者応援基金」に、競馬・競輪事業の収益金を充てることも記載した。

 市の財政状況について「けっして豊かな状況とは言えません」と表現したものの、減債基金からの借り入れで収支不足を埋めていることは取り上げなかった。財政部庶務課の担当者は「専門的になりすぎず、広く関心を持ってもらうことを狙った」と説明している。

 「市財政読本」は二〇〇四年度から毎年作っている。今回は二万部作り、区役所や図書館などで無料配布している。A4判カラーで二十三ページ。問い合わせは、同課=電044(200)2176=へ。 (大平樹)

 

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