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【神奈川】

きょう「広島原爆の日」 高津区役所で原爆展

昨年開かれた高津原爆展の会場=原水爆禁止高津区協議会提供

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 今年で七十三回目となる広島原爆の日の六日、川崎市高津区の同区役所で核兵器廃絶を訴える「高津原爆展」が始まる。画家いわさきちひろの生誕百年を記念した展示がメインで、子どもを愛らしく描いた複製画などが展示される。

 一九七四年に五十五歳で亡くなったちひろは青春時代に戦争を体験し、戦火にさらされた子どもたちの姿を目の当たりにした。そのため、子どもたちの幸せと平和をテーマにした作品が多い。

 今回は「水仙のある母子像」「バラにかくれる子ども」「海辺を走る少女と子犬」のカラーパネル三枚を紹介。他に広島で被爆した子どもたちが体験をつづった詩や作文に絵を付けた絵本「わたしがちいさかったときに」と、ベトナム戦争の爆撃におびえる子どもたちに思いをはせた絵本「戦火のなかの子どもたち」から抜粋したモノクロパネル十七点が並べられる。子どもたちのあどけない笑顔や落ち込んだ表情などから、ちひろのメッセージが伝わってくるようだ。

 また、毎年の修学旅行で広島市の平和記念公園を訪れている川崎市立東橘中学校で、平和学習の一環として三年生が制作した折り鶴や平和宣言なども展示される。

 同展は、市民ら有志の集い「原水爆禁止高津区協議会」が主催。協議会の安藤真知子事務局長は「目を覆いたくなるような悲惨な場面を伝えていくことも必要ですが、子どもの無邪気な表情や親子の絆を見て、真の平和を考えてもらえたらと思う」と話している。

 開催は十日までで、午前九時(六日は同十一時)〜午後五時(十日は同三時)。問い合わせは安藤さん=電090(5766)9812=へ。 (安田栄治)

 

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