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【神奈川】

核兵器禁止条約 認知度高めよう ICAN川崎さんら日本批准へ訴え

対談するリーパーさん(左)と川崎さん=鎌倉市で

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 昨年七月に国連で「核兵器禁止条約」が採択されるのに貢献し、ノーベル平和賞を受賞した非政府組織「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員川崎哲(あきら)さんの講演と対談が十一日、鎌倉市内であった。市民ら約二百八十人を前に、川崎さんは「受賞で一番感じたのは、社会は変えられるということ。『変化は起こせる』という気持ちを多くの人に共有してほしい」と訴えた。

 川崎さんとの対談には、二〇〇七〜一三年に広島平和文化センター理事長を務めた米国人平和活動家スティーブン・リーパーさんが登壇。日本が条約に加わらない立場を崩さないことについて、リーパーさんは「日本ほど条約が大切な国はない。草の根レベルの運動や、特に若い人を動かすことが大事だ」と指摘した。

 川崎さんは、若い世代を念頭に「条約ができたのに、唯一の被爆国である日本が入っていないことの認知度が低い」と述べ、「みんなの力で多くの人が知る状況をつくらなければ」と語った。

 また、市民ができる取り組みとして、ネットやスマホを使って意思表示を広げることを提案。二〇年までに世界の数億人を目標に、核兵器廃絶を求める被爆者の呼び掛けで始まった「ヒバクシャ国際署名」も、条約の発効促進の力になるとして協力を呼び掛けた。(北爪三記)

 

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