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【神奈川】

震災被災者に学ぶ防災 鎌倉の中学生26人参加

災害時や備えで何ができるかを話し合う中学生ら=鎌倉市で

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 「中学生と市民で進める防災まちづくり」をテーマにした鎌倉市中学生防災サミットが十一日、鎌倉大仏殿高徳院(長谷四)で開かれた。公募で集まった市内在住・在学の生徒二十六人が参加。東日本大震災の被災者から体験や取り組みを聞き、災害時に何ができるか話し合った。 (北爪三記)

 被災地支援を続ける市民有志でつくる「3・11ALL鎌倉実行委員会」主催。

 岩手県釜石市にある旅館のおかみ岩崎昭子さん(62)は、津波から逃げた際の緊迫した映像を示して当時を振り返った。「自分の命は自分で守る」を柱とする釜石の防災教育を紹介し、「自分で生きる行動をすることが他の人の命を守ることにつながる。皆さんが防災を学ぶ意味は、地域のリーダーになることと、死なない大人になるためだと思います」と語りかけた。

 津波被害を受けた宮城県七ケ浜町の七ケ浜中三年我妻晃也(わがつまこうや)さん(15)ら三人は、復興に尽くす人たちへの取材や町の観光に寄与するアイデアづくりといった地域学習、生徒による避難所設置訓練などの取り組みを説明。「古里を支える一員として行動していきたい」と話した。

 これらを踏まえ、参加者はグループごとに話し合った。「災害が起きてもパニックにならず冷静に行動したい」「日ごろから地域でつながりを持ち、いざという時に協力できるようにするのが大事」などの意見が出た。

 

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