東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

<熱球譜>先輩に感謝、新チーム引っ張る 横浜2年・内海貴斗選手

写真

 「先輩方との最後の夏。脚が痛いなんて言ってられない」。同点の四回裏、内野安打を許し、無死一塁で相手打者がバントの構えをすると、猛ダッシュで捕球してすぐに二塁に送球。進塁を防ぎ、相手にチャンスをつくらせなかった。

 南神奈川大会の準決勝で相手と交錯。右脚付け根を肉離れし、決勝はベンチで見届けた。打率も1割台と低迷し、「チームに迷惑をかけた」。痛みが残る中、斉藤大輝主将の「一塁手はお前しかいない」との言葉に奮起。今大会は3試合でランニング本塁打を含む5安打を放つ活躍をした。

 「スター選手がそろっていて日本一になれる勝負の年。自分も最後の大会だと思って厳しい練習も乗り越えてきた」。しかし、九回表1死の打席では大会屈指の右腕・吉田輝星投手の力投の前に空振り三振。「なんとか塁に出ようと思ったけれど、実力が違いました」と悔しがった。

 試合後、「もっと長く先輩と野球がしたかった」と涙を浮かべた。それでもあと1年ある。「より自分に厳しくして、背中でチームを引っ張って甲子園に戻って来る」。新チームの主将候補は力を込めた。 (鈴木弘人)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】