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【神奈川】

県川崎高養蜂部 私たちの蜂蜜味わって 25日「かわさきハニーフェスタ」

フェスタで試飲できる、はちみつレモン。

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 ミツバチ約三万五千匹を育てている県立川崎高校(川崎市川崎区渡田(わたりだ)山王町)の養蜂部が二十五日、自分たちで採取した蜂蜜を地域住民に味わってもらう「かわさきハニーフェスタ」を同校で開く。季節ごとに味わいが異なる蜂蜜の食べ比べや採蜜体験とともに、蜜源となる花の植栽も来 場者に呼びかける。 (石川修巳)

 フェスタは今年で三回目。養蜂部は男女十五人で、夏休み中も週二回、学校敷地内にある巣箱を作業着姿で観察し、育てているセイヨウミツバチの数や蜂蜜の量などを記録している。

 部長の藤崎菜々子さん(16)=二年=は「夏場の作業はつらいけど、おいしい蜂蜜が取れるとやりがいを感じる。このあたりでもハチを育てられるし、蜂蜜が取れると知ってほしい」と語る。

 高校の部活動で養蜂に取り組んでいるのは珍しい。二〇〇九年、当時の同校教諭が敷地内でニホンミツバチの巣を見つけ、養蜂に挑戦したのが始まりという。四年前に蜂蜜の採取に成功し、一六年に養蜂部が発足した。

 昨年一年間に採取した蜂蜜は約百リットル。地元の老舗和菓子店「川崎屋東照(とうてる)」に販売しており、本年度からは、その売り上げを巣箱などの更新費用に充てる独立採算を目指すという。

 副部長の竹嶋春伽(はるか)さん(17)=二年=は「蜂蜜をたくさん取るには、蜜源になる花が欠かせません」とも説明。ミツバチの採蜜範囲は通常、巣箱から半径〇・五〜二キロとされる。

 このため、校内でナノハナを栽培しているほか、地域と連携し、川崎の町を花でいっぱいにする活動にも取り組んでいるという。養蜂は蜜だけでなく、地域との交流をはぐくむ効果も生んでいる。

 フェスタは午前十時〜午後二時で、入場無料。荒天中止。吹奏楽部の「はちみつコンサート」、クッキング部の「はちみつレモン」試飲などもある。問い合わせは、川崎区企画課=電044(201)3101。

 

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