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【神奈川】

フレスコボール、ラリーで魅了 三浦海岸でジャパンOP

砂浜の会場でラリーを続ける参加者=三浦市で

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 カン、カン、カン−。ラケットでボールを打つ小気味よいリズムが浜辺に響く。三浦市の三浦海岸海水浴場で25日、ボールを落とさずラリーを続けるブラジル発祥のスポーツ「フレスコボール」の国内最大級の大会「ジャパンオープン2018」が始まり、35組が参加した。 (鈴木弘人)

 フレスコボールは、顔より少し大きい木製のラケットとゴム製のボールを使い、七メートル以上離れて五分間ラリーをする。打ち負かすのではなく、相手が返しやすいように打つ、「相手を思いやる」スポーツだ。ラリーの回数のほか、強打と落球の数や、ラリー相手との強打の数のバランスなどで得点が決まる。

 日本フレスコボール協会(JFBA)の窪島剣璽(けんじ)会長(44)は「協力が大切なスポーツ。競技者同士が自然と仲良くなれる」と魅力を語る。フレスコボールは一九四五年にリオデジャネイロのコパカバーナビーチで誕生し、中南米や欧州などで楽しまれている。

 日本には二〇一三年に“上陸”。いずれもブラジルで開催された一四年のサッカー・ワールドカップ(W杯)と一六年のオリンピックで「地球の反対側のブラジルをより身近に感じてくれた」(窪島会長)こともあってか、競技人口は徐々に増えていき、現在では約二千人にのぼるという。

 大会では、ラテン音楽が流れる中、地面スレスレの打球をすくい上げるなど、好プレーには観客から歓声が上がった。五十年以上フレスコボールを続けているブラジル人のルイス・カルロスさん(69)が大会のゲストとして初来日。「フレスコボールはラケットの重さを工夫すれば年齢に関係なく続けられる。『仲良くなるためのスポーツ』が日本でもっと広がってほしい」と語った。

 窪島会長は「三浦海岸は弓のような形と砂浜の広さがコパカバーナビーチに似ている。日本のフレスコボールの拠点にしていきたい」と話した。大会は二十六日にも開催する。観戦は無料。大会内容はJFBAのホームページから。

 

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