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【神奈川】

山北・温泉宿泊施設「丹沢荘」 民間に売却、運営継続

民間会社が運営を継続することになった丹沢荘=山北町で(県内広域水道企業団提供)

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 県や横浜市、川崎市などに水道水を供給している県内広域水道企業団は、所有する温泉付き宿泊施設「丹沢荘」(山北町)を旅館運営会社「ロハス」(箱根町)に九百万円で売却すると発表した。施設は二日に閉館し、ロハスが改装した上で再開する。時期は未定。

 約六千二百平方メートルの敷地に立つ丹沢荘は、鉄筋コンクリート三階建てで延べ約千四百平方メートル。十一の客室と大広間、会議室などを備える。企業団が管理する三保ダム(山北町)が一九七九年に完成したのに合わせ、八〇年に運営を始めた。

 一般客の受け入れのほか、水没した旧三保地区の住民が立ち寄った際の宿泊場所、企業団の研修施設などとして利用された。近年、住民が高齢化したほか研修の回数が少なくなり、宿泊者が激減。ピーク時の九一年度に一万四千六百人だったのが昨年度は五千三百人になり、二〇一四年度以降は赤字が続いていた。

 企業団が廃止の方針を示したのに対し、町などから「ダム造成の歴史を語る施設。残してほしい」といった意見が出て、民間に譲渡して運営を継続することになった。少なくとも二八年度までは宿泊施設として存続させる。 (志村彰太)

 

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