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【神奈川】

野毛で一杯 思い出イッパイ パシフィコ横浜の外国人ツアー企画好評

野毛地区のツアーの際に用意した記念撮影用のパネルと野毛手形を持つ山村さん(左)と大村さん=横浜市西区で

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 国際展示場「パシフィコ横浜」(横浜市西区)が、海外からの来場者向けの観光ツアー開発を進めている。市内の企業などと連携してこれまでに3回、試験実施。飲食店街として知られる野毛地区(同市中区)で6月に開いたツアーは特に好評で、課題を検証して来年度以降、正式に始めたいとしている。 (志村彰太)

 「複数日にわたる展示会などでは、大勢の来場者が泊まる。市内観光をしてもらい、横浜を盛り上げたい」。パシフィコの大村正英・営業開発課長(52)は話す。大村さんは二〇一五年に展示会の主催者と意見交換した際、「来場者の多くは夜になると東京へ飲みに行っている」と聞かされ、ツアーを始めた。

 同年は横浜高島屋へバスで連れて行き、折り紙などの日本文化と買い物を体験する「爆買いツアー」を開催。一六年は、みなとみらい線の一日乗車券を配って沿線を観光してもらった。

外国人に好評だった野毛地区=横浜市中区で

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 六月の野毛ツアーでは、一部店舗で飲食に使える「野毛手形」(三千円分)を販売するとともに記念撮影用のパネルを用意し、店内や街中で楽しめるようにした。「外国人が体験したくなる飲み屋だ」(参加者)、「確実な来客が見込める。もっとツアーを開いて」(店)などと、双方から高評価を得た。

 大村さんは「パシフィコから近く、古き良き日本の雰囲気が味わえる野毛に可能性を感じた」と語る一方、課題も認識。野毛地区の大岡川沿岸まで行く屋形船を運航し、外国語ができる案内人を街中に配置するなどの方策を検討する。野毛手形を販売している「横浜DMC」の山村哲郎社長(38)は「野毛を一層盛り上げられ、東京に流れていた客を呼び込める」と期待した。

 

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