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【神奈川】

リトアニア代表選手 平塚の小学生と交流 首相がキャンプ地視察

大縄跳びを楽しむメイルティテ選手(左)と小学生ら=平塚市で

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 リトアニアのサウリウス・スクバルネリス首相が十日、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで同国が事前キャンプをはる平塚市を訪れた。「Shonan BMWスタジアム平塚」で開かれた同国選手と市内の小学生らの交流イベント会場に登場。熱のこもった歓迎に「非常に感動した。(来訪は)成功した」と相好を崩した。

 スタジアムでは子どもたちが同国国旗を振って出迎え、マーチングバンドの演奏やダンスを披露。報道陣から「環境整備など望むことは」と問われると「これ以上はできないのでは。リトアニアの選手が金メダルを獲得できたら全部平塚のおかげ」と応じた。

 イベントには、市内に滞在してテストトレーニングを続けている同国ナショナルチームの二十六選手が勢ぞろい。小学生らと大縄跳びや綱引きなどに興じた。

 一二年ロンドン五輪競泳女子百メートル平泳ぎ金メダリストのルタ・メイルティテ選手(21)は「平塚にはいい印象しかない。東京五輪では優勝したい」とほほ笑んだ。

 スクバルネリス首相はそれに先立って鎌倉市十二所の鎌倉霊園を訪れ、第二次世界大戦中、「命のビザ」を発給してユダヤ人を救った元リトアニア領事代理杉原千畝(一九〇〇〜八六年)の墓に献花した。同国の首相による墓参は初めて。

 杉原はナチス・ドイツの迫害から逃れようとしたユダヤ人難民に、本国の方針に背いて通過ビザを発給。多くの命を助け、晩年を過ごした鎌倉の地に眠る。

 スクバルネリス首相は白い花束を供えた後、報道陣に「杉原のおかげで日本とリトアニアの交流や絆が深まってもいる」と話した。 (吉岡潤、北爪三記)

 

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