東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

川崎市がEVごみ収集車 来年2月から、川崎区で2台運用

EVごみ収集車と電池ステーションのイメージ。車両やステーションのデザインは変更予定という(ともに川崎市提供)

写真

 川崎市は、ごみ収集用の電気自動車(EV)の運用を来年二月から始める。ごみの焼却に伴う発電を活用し、充電した電池を収集車に搭載する仕組みだ。実用化は日本で初めて。この収集車は二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)を排出せず、災害時の非常用電源として避難所の照明などにも利用できるという。 (石川修巳)

 市によると、EVごみ収集車は、川崎区塩浜の南部生活環境事業所に二台配置され、区内で使われる。電池の容量は四十キロワット時で、フル充電により六十キロ走行できる。

 ごみ処理施設の浮島処理センター(川崎区浮島町)に、専用の電池ステーションを設置。ごみの焼却で得られた電気をステーションに送って電池を充電し、収集車がそこに立ち寄って電池を交換する。

電池ステーションで行う電池交換のイメージ

写真

 市環境局の担当者は「車内からボタンを押すと、約三分で電池を自動交換できるため、効率的な作業が可能」と説明する。他自治体からの問い合わせも多いという。

 市は二〇一六年三月〜一七年二月、JFEエンジニアリングとともにEV収集車の実証試験を実施。災害時の非常用電源になるのも特徴で、一六年八月に多摩区で行った防災訓練で、携帯電話の充電や照明などに活用した。

 市は「エネルギー循環型ごみ収集システム」の事業費として、約六千万円を本年度予算に計上。担当者は、今後の追加導入に関して「来年二月からの稼働状況を見ながら検討する」と話している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報