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【神奈川】

戦争 風化させない 川崎市 遺族ら、戦没者追悼式

次々に献花する戦没者遺族ら=中原区で

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  川崎市と市遺族連合会は十九日、中原区の市総合福祉センター(エポックなかはら)で、本年度の戦没者追悼式を開いた。参加者たちは献花や黙とうをして、戦争で亡くなった人たちに祈りをささげるとともに、戦争の悲惨さを語り継いでいくことを誓った。 (大平樹)

 同会の安斉久男会長(81)=宮前区野川=は、小学校二年生の時に父親がフィリピン・セブ島で戦死したという。式辞では「肉親を亡くし、夢も希望も失い、悲しみが残された」と当時を振り返り「戦争の悲惨さを風化させず、後世に伝える。二度と戦争をしない思いを新たにした」と語った。

 福田紀彦市長は、終戦から七十三年たった今も、世界で武力による犠牲がなくならないことを挙げ「平和であることは不変の願いだ。将来の世代に戦争の悲惨さを語り、平和の大切さを伝えていかないといけない」と式辞を述べた。

 市によると、遺族連合会の会員は約千百人。追悼式には、遺族や市職員ら約三百人が参加した。

 式は二〇〇三年度まで、八月十五日の終戦記念日に幸区の夢見ケ崎動物公園で開催してきた。〇四年度からは、秋に慰霊式を行っていた遺族連合会と共催している。

 

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