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【神奈川】

市営住宅、通年で入居者募集 単身高齢者の住居対策

常時募集される部屋がある市営久末西住宅=高津区で

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 川崎市は十一月十九日から、市営住宅の一部、二十九戸について、入居者を一年を通じて募集することにした。市営住宅は年二回、入居者を定期募集してきたが、こうしたやり方だけではなく、住む場所に困っている人に直ちに提供できるようにした。 (大平樹)

 市市営住宅管理課によると、一人暮らしの高齢者などは引っ越しの際、孤独死を懸念する不動産業者から入居を敬遠されることがある。長年住んだアパートが取り壊され、引っ越し先がなかなか見つからない人もいるという。およそ半年に一度の募集では、こうした人たちのニーズに応えられないため、空室で修繕が終わっている市営住宅に限って、来年三月まで常に入居できるようにする。来年度以降も続ける予定。

 応募の条件は定期募集と同じ。市内在住か市内の同じ勤務先に一年以上勤めていることや、月収が一定額を超えないことなど。定期募集では、応募から抽選までの間に収入額の審査などを行ってきたが、通年募集では、申し込みから一カ月以内に入居できるようにする。

 今回募集するのは単身者向け十五戸、世帯向け七戸、小家族・単身者向け七戸。十一月十二日から、市役所や市住宅供給公社などで住居の情報を記したしおりを配布し、同十九日から応募を受け付け、先着順で入居者を決める。初日に限り、午後四時までに同じ部屋への応募者が複数いた場合、抽選で決める。二十九戸以外の市営住宅は従来どおり年二回の定期募集で対応する。

 同課によると、県や横須賀市も公営住宅を一年を通じて募集している。横浜、相模原の両市は定期募集だけという。問い合わせは、川崎市住宅供給公社の市営住宅管理課=電044(244)7578=へ。

 

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