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【神奈川】

自由に弾いて 横浜・マリナード地下街に「ストリートピアノ」を設置 

マリナード地下街に設置されたピアノ=横浜市中区で

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 横浜市中区の横浜中央地下街(マリナード地下街)の広場に5日、誰もが自由に弾ける「ストリートピアノ」1台が設置された。関内駅周辺を音楽で結んで街を活性化させるのが狙い。同地下街の奥田正則社長は「広場がすてきな音楽であふれ、皆に愛される場所になれば」と期待している。利用開始は8日から。 (志村彰太)

 ストリートピアノは欧州で盛んに設置され、道行く人らが弾いて楽しむ。時には、プロ級の実力者が演奏する動画がインターネットで拡散され、街の宣伝にもなるという。国内では鹿児島、宮崎両県の商店街などに設置されているが、いたずらの懸念などから常設で置かれる事例は少ない。同地下街に設置されたピアノは警備員が定期的に巡回などする。

 二〇二〇年、市庁舎が関内駅前からみなとみらい線馬車道駅前に移転し、人の流れが大きく変わると見込まれる。主に関内駅の海側を指す関内地区と、陸側の関外地区の商店主からは「活気が失われるのでは」との声が上がり、市は市庁舎近くの路上で催しを開くなど「にぎわいづくり」に取り組んでいた。

 ピアノの設置は、買い物客らの手で地区を盛り上げてもらおうと、市が七月に商店街側に提案。市青少年育成センター(中区)で九月、電子式に更新して行き場がなくなった二台のピアノのうち一台を、市が横浜中央地下街、馬車道商店街、伊勢佐木町の二つの商店街など五団体でつくる実行委員会に無償譲渡した。

 市都心再生課の担当者は「マリナード地下街の広場は、関内、関外両地区の中間点にあり、にぎわいの拠点にぴったり」と語る。

 週内に調律などの調整をし、八日午後一時にお披露目する。その後は、予約や利用料は一切なしで自由に使える。二十二日午後三時は明治大、二十三日午後二時は慶応大の学生音楽団体が、このピアノを使ったクリスマス演奏会を開く。

 

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