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【神奈川】

逗子市長選 候補者の横顔

 八年ぶりの選挙戦となった逗子市長選は、十六日の投開票に向けて新人と現職の二人が舌戦を展開している。各候補の横顔を紹介する。 (北爪三記)=届け出順

◆桐ケ谷覚(きりがや・さとる)さん(69)無新

 「正直にやること」貫く

 「市民サービスがカットされ、悲鳴も聞こえる中、無投票はあってはならない」。初挑戦を決めた理由を語る。市は、昨年表面化した財政危機への対策が続くが「十年後、二十年後に向けた税収構造、行政の適正規模をしっかりと打ち立てなければ」と、来るべき人口減少社会を見据える。

 秋田県大館市出身。明治時代に逗子で創業した材木業を前身とする工務店を、二十五年以上率いてきた。貫いたのは「正直にやること」。二〇一五年から今秋まで市商工会長と市観光協会長を務め、街を元気にする方策に知恵を絞った。「率先垂範型。人をまとめ、総合力をつくるのが強み」と自己評価する。

 企業誘致と起業支援による法人税収増を掲げる。具体策の一つが、市内に住む経営者らに本店登記を逗子にと働き掛けること。「逗子愛」に訴える取り組みは既に手応えがあるという。

 趣味はスキーとテニス、ゴルフ、温泉。「何事もポジティブに」が信条。息子二人は独立し、孫が四人。妻と妻の母と暮らす。

◆平井竜一(ひらい・りゅういち)さん(52)無現<3>

 政治の志「池子が原点」

 「二〇二五年を過ぎると高齢者が減り、新たな病床数を配分される余地はなくなってくる。市民が待ち望む病院を、何とかここで成し遂げたい」。公募で選んだ医療法人に八月、県の開設許可が出た。二二年度の開設を目指す総合病院誘致の実現を、四期目最大の課題と位置付ける。

 政治家を志したのは大学時代。「池子が原点」と言う。米軍池子住宅地区の住宅建設問題を巡り、市長選の候補者と交流する場を設けた。「市民自治や街づくりで地域に貢献したい」との思いを強くした。

 三期十二年の実績として真っ先に挙げるのは、同地区の約四十ヘクタールを共同使用する池子の森自然公園のオープン。次いで、殺人事件をきっかけに、安全な海水浴場を取り戻すため、砂浜での飲酒などを禁止した条例の制定。反発も予想される中「腹をくくってやった」と振り返る。

 趣味は走ること。「くじけず、あせらず、あきらめず」が人生訓。妻と大学三年、高校二年、中学三年の子どもの五人家族。

 

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