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【神奈川】

街ごみで魚が悲鳴 小田原で警鐘鳴らすオブジェ

海洋汚染に警鐘を鳴らすオブジェ=小田原市で

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 海や街のごみで魚が悲鳴をあげるオブジェ「海の叫び魚(うおー)」が、小田原市の県小田原合同庁舎ロビーで展示されている。2月27日まで。

 口を開けた魚の形をした半透明の繊維強化プラスチック製ごみ箱(高さ2.2メートル)が二つあり、それぞれの中に藤沢市江の島と東京・渋谷で回収したごみを入れている。タレントつるの剛士さんがデザインした。

 海のごみも街と同様にたばこの吸い殻が最も多く、ペットボトルやストローなど飲料・食品の容器包装が続く。この2種で全体の8割近い。海水浴客のごみは一部で、大半は排水溝と川から流れ込む街で捨てられたごみという。

 日本近海を漂流する微小なマイクロプラスチックごみの量が世界平均の27倍も高いこと、形状から家庭用人工芝や玄関マットが劣化したマイクロプラスチックが多いとみられていることなどを、パネルで紹介している。

 江の島を拠点にごみ拾いするNPO法人「海さくら」と日本財団が企画・制作し、相模湾の海岸清掃に取り組む「かながわ海岸美化財団」と県が協力した。

 海さくらの高木聡さん(48)は「クジラやカメはポリ袋をくらげと間違えて食べる。海岸だけでなく、街の人がごみをきちんと捨てないと海の生物を苦しめる結果になることを知ってほしい」と訴えている。 (西岡聖雄)

 

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