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【暮らし】

洗濯記号41種に細分化 国際規格に統一 当面は「旧」も混在

 衣料品に付けられている洗濯記号が、12月から新しくなる。これまでは日本独自の記号だったが、国際規格に統一される。22種から41種に大幅に増えるので、洗い方を間違えないように気を付けたい。 (寺西雅広)

 記号の変更は表示が義務づけられた一九七六年以降初めて。新記号は「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」を表す五種類の図形と、温度や強さを示す「−」や「・」を組み合わせたもの。これまでより細分化される。

 記号の考え方も変わる。今までは適切な洗濯方法を勧める「指示表示」だったが、新記号は衣類を傷めない限度を示す「上限表示」。上限を超えた強さや温度で洗うと衣服が傷む可能性がある。

 新しい記号が付けられた衣料品は十二月一日から販売されるが、それ以前から店頭に並ぶ従来の記号の商品もそのまま販売される。そのため、売り場ではしばらく新旧の記号が混在しそうだ。

 【洗濯の表示】旧記号では洗濯機で洗えることを示す「四角形」と、手洗いを示す「おけ」の図形があったが、新記号ではおけに統一された。手洗いを意味するのは、おけに手が入った記号となり、主婦連合会(東京)の河村真紀子事務局長は「おけだから手洗いしかできないわけではない。今までのに慣れている人ほど戸惑うかも」と話す。

 【漂白剤】従来は塩素系の漂白剤を使えるかどうかを示すだけで、「×」がなければ塩素系の漂白剤が使えた。新記号は「塩素系と酸素系が使える」「酸素系のみ使える」「漂白剤は使えない」の三種類となり、「×」がなくても塩素系が使えないケースがある。

 【乾燥】洗濯物を機械の中で回転させながら温風で乾かすタンブル乾燥と自然乾燥に分けて表示。自然乾燥は「つり干し」「平干し」のほか、脱水やねじり絞りをしない「ぬれ干し」がある。河村さんは「全部覚えるのは難しいので、最初は洗濯の仕方など基本の記号に絞って覚えてみては」と話す。

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