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【暮らし】

本物そっくり「スクイーズ」 ぷにぷに感触に癒やし効果

柔らかい触感が人気の「スクイーズ」

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 ギューッと握り締めて遊ぶ「スクイーズ」と呼ばれる雑貨が人気を集めている。本物と見間違えそうなパンやケーキ、果物といった食品をかたどった商品が多く、甘い香りが付いたものもある。クセになりそうな低反発の柔らかい握り心地が人気の秘密で、10代女性を中心に「癒やされる」と、笑顔を浮かべる人が増えている。 (花井康子)

 「パッケージのデザインがきれいで、本物っぽいところが魅力」と話すのは、愛知県稲沢市の小学六年水野結衣さん。一年ほど前、インターネットの動画サイトで知ってから県内の雑貨店を巡り、今ではチョコレートケーキなど、スイーツの形をしたものを中心にコレクションは八十個に及ぶ。同級生の蒲(かば)ひなのさんも二十個ほどを持っている。「甘い香りの付いているものが好き。ネット通販でも買えるけれど、売り場で触ってみてじっくり選ぶのが楽しい」とほほ笑む。

 スクイーズは強く握るという意味の英語で、握って気持ちがいい商品の総称。食品サンプルとは違い、ポリウレタンなどを使っているため柔らかい。形は食品のほか動物などもあり、素材もポリウレタンのほかジェルのようにプルプルしていたり、引っ張ると伸びたりさまざまだ。

 リアルな見た目が「写真映えする」と、インターネットの動画サイトや会員制交流サイト(SNS)に投稿されたりして、昨春ごろから注目され始めた。

 今年二月には、東京・原宿に国内初の専門店「日本スクイーズセンター」がオープン。常時二百種類をそろえている。価格帯は一個百〜二千円だが、中心は六百〜八百円。子どもの誤飲を防ぐため、サイズを大きめにし、キーチェーンを付けるなど工夫している。

2月にオープンした「日本スクイーズセンター」。手触りや香りを確かめて購入する人がほとんど=東京都渋谷区で

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 代表の福島真さんによると、センターの一日の来客数は平均二百人。夏休み中は連日三百人を超えたという。十代を中心に、最近は主婦層や外国人も目立つ。福島さんは「勉強や家事の合間に握って、ちょっとしたストレス解消になれば」と話している。土、日、月曜日と祝日、冬休みなどの長期休暇期間はネットでの予約制になっている。

 商品を製造販売するアルースの内田昌志社長は「ネット通販の時代だが、実店舗に足を運び、しっかり握り締めて感触を確かめて買う人が多い。触ったり香りを楽しんだりして癒やされて」と話す。

 同社は日本スクイーズセンターの運営にも協力している。同センターに関する問い合わせはアルース=電03(6228)3570=へ。

 

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