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【暮らし】

子育て応援 「片付く」家

 家事に追われる子育て世帯向けに、収納を工夫し家の中を片付けやすくした住宅が増えている。靴や傘で乱雑になりがちな玄関周囲に広い収納スペースや個人用ロッカーを作ったり、リビングルームの一角に収納を設けたり、住宅メーカーはさまざまなプランを提案している。

◆土間 ベビーカーも楽々と

 埼玉県三郷市の住宅展示場。LIXIL(リクシル)住宅研究所(東京)の一戸建て注文住宅「アイフルホーム」のモデルハウスは、「土間収納」という間取りを取り入れた。ドアを開けると約四平方メートルの玄関土間の隣に、ほぼ同じ広さの収納スペースがつながっている独特の間取りだ。

 〇歳の子どもを連れて訪れた三十代の夫婦は「ベビーカーや子どもの雨具を置けて便利」「玄関は家の顔なので、すっきりして気持ちがいい」と気に入った様子。十年近く前に開発したプランで、現在は同社の注文住宅の六割に取り入れられ販売は好調という。

 担当者は「日本の住宅は欧米に比べ狭いので、かつて収納スペースは軽視されがちだったが、最近は若い世代を中心に注目するお客さんが増えている」と指摘する。

「アイフルホーム」のモデルハウスで「土間収納」のスペースを見学する夫婦=埼玉県三郷市で

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◆玄関 家族一人一人ロッカー

 「家事シェアハウス」と銘打ったプランを、今年一月から全国で展開しているのが大和ハウス工業だ。「母親が一人で負担することが多く、家事の中でも重荷となっていた片付けを家族みんなでシェアできるようにする狙い」と開発担当者。

 玄関に家族それぞれのロッカーを設置。上着やかばんなど毎日使う個人の持ち物を玄関で片付け、家の中に持ち込まないようにする。注文、建売住宅ともに問い合わせが多いという。

大和ハウス工業が提案する玄関の個人用ロッカー=千葉県船橋市で

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◆リビング 一角に収納スペース 

 家族が集まるリビングは、それだけ物が散らかりやすい。「リビングはできるだけ広くしたいと考えるお客さんがほとんどだが、多少狭くしても収納を作ると住み心地が向上する」と話すのは積水ハウスの開発担当者。

 寝室、玄関の収納とともに「収納3姉妹」と銘打ったプランを展開。リビングのうち一畳ほどを仕切って、子どものおもちゃやランドセルなどをしまえるようにした。二十〜三十代の購入者は九割がこのプランを取り入れており、購入後の満足度は高いとしている。

リビングルームの一角に収納スペースがある積水ハウスのモデルハウス=東京都新宿区で

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