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【暮らし】

インスタ 始めませんか?

「軽い気持ちで始めたが、反響の大きさにびっくりしている」と話すbonさん(右)とponさん=仙台市内で

写真

 今年の流行語に選ばれた「インスタ映え」。スマートフォン(スマホ)などで自分の写真を投稿すると、世界中の人が見られる無料の写真共有アプリ「インスタグラム(インスタ)」から生まれた言葉だ。そこで注目される写真が「インスタ映え」する写真。簡単に使えて魅力も多いインスタ。これを機に始めてみませんか。(寺本康弘)

◆始めるには

 まずはスマホやタブレット端末にインスタのアプリを入れる(ダウンロードする)ことから。後は画面の表示に従えば簡単に設定できる。投稿写真は原則として不特定多数の人が見られるが、実名を出さない設定や一部の人しか見られない設定も選べる。居住地を知られたくないときは、撮影場所に注意する。

 反対に多くの人に見てほしい場合、忘れてはいけないのは「タグ付け」と呼ばれる作業だ。写真説明(キャプション)を付ける際に「#(ハッシュタグ)」を付けて「#お弁当」「#ファッション」などとキーワードを載せると、そのテーマに関心を持つ人が探しやすくなる。

 ハッシュタグは、いくつ付けてもいい。同じような言葉でも「#朝ご飯」「#和食」などとたくさん付けると、より探しやすくなる。

◆夫婦コーディネート

 日々の生活でインスタを楽しんでいるのは、夫婦でファッションの写真を投稿する仙台市の夫bon(ボン)さん(62)と妻pon(ポン)さん(61)。一年ほど前に投稿を始め、二人に関心を持つ「フォロワー」は世界中に六十万人以上いる。おしゃれなコーディネートや仲むつまじい姿に「まねしたい」「こんな年齢の重ね方をしたい」と感想が寄せられる。ponさんは「うれしいし、励みになる」と話す。

 きっかけは次女(31)が昨年、二人の写真を自身のインスタに投稿したこと。たくさんの「いいね」マークが付き、次女に「始めてみたら」と勧められた。コーディネートはponさんが先に考え、bonさんが色や柄を合わせる。三脚にスマホを載せ、セルフタイマー機能を使って撮影。週に一、二回ほど投稿する。

 二人のインスタが話題になり、人気の高さに注目した出版社から今年十月に写真集も出版。知らない人から「インスタ見てます」と声を掛けられることも多いが、二人とも「楽しみながら続けられたら」と自然体だ。

◆お弁当

 一方、フォロワーは多くなくても、投稿を生活の張りにする人もいる。

 都内の会社員女性(29)は曲げわっぱの弁当箱を買ったのを機に朝、お弁当写真の投稿を始めた。「おいしそう」のコメントや「いいね」のマークが付くのが励みという。

 同じようなお弁当の写真を見ると「一人じゃないと感じる」。人とのつながりが最大の魅力だ。

◇「映える」写真の撮り方

 どうすれば目を引く写真になるのか。インスタ映えする場所の紹介などをする会社「スナップレイス」(東京都)代表の椛島(かばしま)恵里香さんによると、カラフル▽雑誌風▽非日常−がポイントという。

 「カラフル」は色を多く華やかにすること。「雑誌風」は手に持てる飲食物は空中に掲げて撮ったり、料理を俯瞰(ふかん)して撮ったりと工夫すること。「非日常」は、海外や異空間を思わせる背景にすることだ。

 注意点もある。“良い写真”を撮ろうと、食べ物を粗末に扱わない。混雑する場で邪魔になることは避ける。写真に写った友人らに投稿の許可を得ることや、住所など個人情報が写り込まないことも必要だ。

 「年末年始は年越しのイベントやおせち、正月飾りなど、インスタ映えする写真を撮る面白い機会」と椛島さん。「マナーを守って投稿を」と助言する。

 

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