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【暮らし】

暖房を工夫 冬の節電を 記録的寒波で増える電気代 

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 記録的寒波が列島を襲い、インフルエンザが猛威をふるう今年の冬。寒さをしのぐため、暖房費が例年より増えた家庭もあるのでは。暖かく過ごしながら節約し、暖房費を抑える方法はないか。節約アドバイザーの丸山晴美さんに聞いた。(砂本紅年)

 「室内で暖めた熱の多くは窓から逃げます。まずは窓ガラスの断熱を」。丸山さんが強調するのは窓周りの対策だ。

 暖房器具を使う前に、まず厚手のカーテンを用意しよう。外から冷気が入るのを遮り、部屋の保温効果もあるので電気代などの節約になる。ファンヒーターも窓のそばに置く。ヒーターが冷気を暖めて部屋全体に循環させる。ただし、カーテンなどに燃え移る危険もあるので注意を。

 環境省が推奨するエアコンやヒーターの設定温度は二〇度。設定温度を上げる前に重ね着をするといい。省エネルギーセンターによると、カーディガン一枚で二・二度、ひざかけで二・五度、靴下で〇・六度、体感温度が上がるという。丸山さんは「加湿器を併用すると、さらに暖かく感じます」とアドバイスする。

 ホットカーペットを使う時、床との間に断熱シートを敷くと、熱が床に逃げにくくなる。ただ故障の原因にもなるので、スイッチのパネル部分は避けて敷く。こたつも、布団を二枚重ねにすれば保温効果が高まる。

 暖房器具以外はどうか。意外と電気代がかさむのがトイレの温水洗浄便座。タンクの水をヒーターで温める「貯湯式」と、タンクなしで使用ごとに水を瞬間的にわかす「瞬間式」があるが、貯湯式は湯を保温するための電力が要る。

 便座暖房や洗浄水の温度は低めに設定。使わない時はふたを閉めると、さらに節電になる。丸山さんは「便座にシートを貼るので、便座暖房は使っていない」と話す。

 家電で最も電力を消費する冷蔵庫は、壁との間隔をあけて設置し、中に物を詰め込みすぎないようにしたい。設定温度は季節ごとに変更し、冬場は「弱」に。ただし、省エネや節電機能のついた冷蔵庫の場合は、自動運転の方がお勧めという。 

 

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