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【暮らし】

赤ちゃん撮るコツ 日常がシャッターチャンス

カメラは両手でしっかり持ち、さまざまな角度から撮ることがポイント=名古屋市で

写真

 赤ちゃんが生まれると、日々の成長を写真に残したいと思うもの。でも、気が付くと、同じような姿ばかりだったり、かわいい表情を撮り逃していたり。そこで、名古屋市の子ども専門写真スタジオ「DEAR STUDIO(ディア・スタジオ)」代表で、赤ちゃんの撮り方についての講座も開いている脇田博史さん(47)に、すぐに役立つ撮影のこつを聞いた。 (花井康子)

 「バッテリーの残量が半分以下になったらフル充電するのがおすすめ。家庭で使うカメラなら、頻繁に充電してもバッテリーの劣化はそう気にならないはず」。撮影テクニックに先だって、脇田さんは準備をポイントに挙げる。バッテリーだけでなく写真を記録するSDカードなどの残量も確認しよう。

 画像をパソコンやDVDなどに移し替えるとカードを繰り返して使えるが、脇田さんが勧めるのは、カード自体の保存。「赤ちゃんのときの写真は何十年たっても家族の宝物。ケースに日付を書いてオリジナルデータを保存しておけば、見たいときにきれいな画質で見られます」と話す。

 準備が整ったら、いざ撮影! 手ぶれしない極意は、左手に本体を載せるようにして構え、両手でカメラをしっかり持つことだ。シャッターを半押ししてピントを合わせると、ピンボケにもならない。表情をアップで撮る場合、ピントは目に合わせよう。

 続いて構図。花やおもちゃ、記念品など写真に入れたい物だけで構成するとまとまりやすい。日用品などは角度や高さを変えて写らないようにする。後でトリミングしてもいい。

 寝転んでいることが多い赤ちゃんは、フワフワした素材のマットを敷いたり、模様の付いた敷物を敷いたりすると雰囲気が変わる。撮影するパパやママも寝転がって同じ目線で撮ると、違った表情になるという。

 授乳や入浴、睡眠時など「日常を撮ると、生活の様子が分かり、いろいろな表情を残すこともできる」と、脇田さんはアドバイスする。例えば赤ちゃんの手足だけとか、おもちゃや食べ物、なぐり描きした絵だけ撮っても思い出になる。

 公園や遊園地などに出掛けたときは「全景」「体全体が入るカット」「顔のアップ」の三種類を撮り分けるといい。どこに行ったか、どのくらい成長していたか、どんな表情をしていたかを残しておける。カメラ目線ではないカットを撮ると自然な表情を写せる。

 慣れてきたら、光も気になる。日なたと日陰、太陽光と蛍光灯、電球の下などさまざまな光の加減で撮影すると変化がでる。

 最後にインターネットの会員制交流サイト(SNS)対策を。子どもの服やおもちゃの色を明るめにしたり、変わった洋服やかぶり物を身に着けさせるなど小道具を使ったりすると、見栄えのする写真になるそうだ。

 脇田さんは「赤ちゃんの時期は短く、生活すべてがシャッターチャンス。いろいろなシチュエーションで撮影し、生まれた喜びに満ちた写真を残してもらえたら」と、エールを送る。

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