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【暮らし】

新小1、親も万全に 袋作り・記名 春休みから準備

双子の入学準備に追われた服部互代さん(中)。「持ち物の記名はできるだけ早めに」とアドバイスする=名古屋市で

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 新年度から子どもが小学校に入学する親にとって、三月は準備に追われる時期。初めての学校生活に戸惑うのは、子どもも親も同じだ。持ち物への記名の多さなど、新入生の親が面くらいがちなことと、アドバイスを先輩ママたちに聞いた。 (細川暁子)

 「入学前の説明会で巾着袋など準備する物を学校から指定され、そろえるのが大変だった。お金もかかった」。そう振り返るのは小学一年生の双子の長女と次女=いずれも(7つ)=がいる名古屋市の会社員服部互代(のぶよ)さん(38)。

 手提げ袋、体育館シューズ入れ、上履き入れ、給食袋などはそれぞれサイズが指定されている。仕事が忙しく手作りする時間がなかったため、業者に頼んだところ布代と裁縫代で一人計約五千円。はさみやのり、クレヨンなどが入ったお道具箱も一つ約五千円した。

 持ち物には名前を書かなければならず、書く手間を省こうとネットで名前が印刷されたシールを購入したが、代金は二人で三千円。さらに、届いたのは二週間ほど後で、入学式ぎりぎりだった。「記名の準備は、入学前の春休み中から取り掛かった方がいい」とアドバイスする。

 入学後、学校から配られるプリント類の多さに戸惑う人も多い。うっかり見落とした中に、「一カ月後の工作の授業で使うペットボトルや紙皿、紙コップを準備しておくように」などと書かれていることもあるので、しっかりと読む必要がある。

 前日になって子どもに必要な物を促されて、親が焦るということもありがち。服部さんは子どもたちに、工作の授業で作るクリスマスなどの飾りにするリースの材料が必要と言われた。しかし、何が要るのか分からず、ママ友に電話で相談して、鈴やリボンなどの小物を百円ショップへ買いに走った。

 翌日の授業の準備は、子どもたちと一緒に時間割表を確認しながらしていたが、一カ月ほどたつと自分たちで持ち物をそろえられるようになったという。表はボロボロになりがちなのでラミネート加工して、ランドセルに入れるといいという。

 働く親が困るのが、インフルエンザなどによる学級閉鎖や台風などによる休校。「保育園はどんなに悪天候でも預かってくれたけれど、小学校は突然の休校や登校時間の変更がある。学童保育も預かってくれず、どうしても会社を休めずに職場に連れて行ったことがあった」。そう話すのは小学五年生の長男(11)と、四月から小学校に入学する次男(6つ)がいる宇都宮市の会社員高川朋子さん(39)だ。

 長男が小学校に入学したころ、夫は中国に単身赴任中。実家も遠く、頼れる人がいなかった。学校から災害などに備えて緊急時の連絡先を書いて出すように言われ、自分の仕事先を書いて提出したところ、担任からもう一人書くように言われ困ったという。結局、職場の同僚に頼んで連絡先として書かせてもらった。「いざというときの預け先や連絡先を確保しておいた方がいいです」

 高川さんは持ち物への記名で、重要なアドバイスをしてくれた。「学年の『1』は、少し斜めに書きましょう。そうすると二年生になったとき『2』に直しやすいですよ」

 

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