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【暮らし】

<はじめよう家庭菜園>(上)種から育てる 葉物なら1カ月で食卓へ

収穫時期を迎えたコマツナ

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 今年こそ、家庭菜園に挑戦してみようと思っている人も多いはず。畑や庭がなくても、プランターや鉢に種をまいたり苗を植えたりすれば、ベランダでも手軽に野菜づくりが楽しめる。初日は、シーズンに差し掛かっている種まきから。(出口有紀)

 種苗製造販売大手の「タキイ種苗」(京都市)は昨年、二十〜六十代の家庭菜園をしている三百人に、どこで失敗したかを聞き取った。その結果、目立ったのは「種まき、植え付けの時期」(26%)、「水をやりすぎて、根腐れしたりした」(19%)と、比較的初歩的なところ。「基本的な知識があれば、家庭菜園はだれでも簡単に始められます」と、同社広報出版部の荒木匡子さん(35)は話す。

 荒木さんが勧めるのは、コマツナやベビーリーフ、ミズナなどの葉物。生育期間が短く、一カ月から一カ月半ほどで収穫できる。秋からでも栽培できるが、春から初夏も種まきに適した時期だ。種の袋の裏面に、種をまく時期が書いてあるので参考にしよう。

 標準サイズのプランター(横約六十五センチ、縦約二十二センチ、深さ約十八センチ)に、リン酸、窒素などが混ぜ込まれた培養土を入れる。ホームセンターなどで売っているので、必要な肥料が配合されているかどうか記載を確認しよう。水分が少なく、土が乾いていたら、袋から出す前に水をしっかり含ませる。それからプランターに半量入れて、さらに水をまき、プランターの下まで十分に水分を行き届かせる。

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 土の表面を平らにしたら、土を押して溝をつくる。深さは五ミリほどが一般的。種の三倍ほどが適しているという。種の間は一センチ程度空けるつもりでまき、周りの土をつまむように覆っていく。「深すぎると光が当たらず、酸素不足になり、発芽しにくくなります」と、同部の桐野直樹さん(38)は呼び掛ける。

 プランターは一日中、日が当たる場所に置こう。水をこまめにあげたくなるものだが、桐野さんは「土の表面が乾いたら、水をやる感覚でいい」と話す。

 順調なら一週間から十日程度で発芽する。双葉が開いたら、生育が悪そうなものを間引く。

 虫が心配な人は、種をまいた直後に防虫ネットをプランターにかぶせる。水やりはネットの上からできる。

 十三日の(下)は、苗植えのポイントを紹介する。

 

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