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【暮らし】

「まさか」に備えた旅行中の保険 海外は医療費補償、確認を

 ゴールデンウイークに海外旅行や帰省を計画している人も多いだろう。行楽に行った先で、事故に遭ったり、病気にかかったりすることもある。自分に合った補償が受けられる海外旅行(傷害)保険や自動車保険などをチェックしておきたい。 (砂本紅年)

 「海外旅行で最も大事なのは医療費の補償。海外では多額の治療費がかかることがある」。こう話すのは、ファイナンシャルプランナーの清水香さん。例えば米国で盲腸やアキレス腱(けん)断裂の手術を受けると、保険なしでは公立病院でも百万円以上はかかる。

 クレジットカードに付帯保険があるとの理由で、海外旅行保険に入らない人がいる。しかし補償が足りなかったり、カードでの旅行費支払いを保険適用の条件にしていたりするケースもある。付帯保険の内容や補償額は事前に確認しておきたい。

 海外旅行保険の補償対象は、けがや病気のときの治療費、他人にけがをさせたとき、カメラなど携行品の盗難や損壊などが基本。保険にもよるが、盗難などでお金がなくなった際の現金手配、言葉が通じないときの電話による通訳サービス、急病やけがの対処法のアドバイスを電話で受けることなどもある。

 公的医療保険には、海外で支払った医療費のうち、日本の医療保険制度で認められている部分について一部を支給する海外療養費制度がある。ただ立て替え払いで、申請手続きも面倒だ。清水さんは「現地の病院を現金なしで受診できる海外旅行保険を選んでは」と話す。

 清水さんは昨年、語学研修のため米国に九日間滞在した高校生の長男のため、海外旅行保険を利用した。研修の説明会で配られた資料には保険料が一万円以上の保険もあった。清水さんは保険の内容を選択しネットで契約。医療費や賠償責任の部分は手厚くしたが、携行品の損害補償は不要としたことで、保険料は二千円以内に収まったという。

 家から空港に向かう途中のけがも補償対象なので、空港で入るのではなく、事前に加入を。万一の時に焦らないため、現地の問い合わせ先は確認しておきたい。

◆帰省時などの運転に1日単位の車保険も

 大型連休や夏休みに利用が増えるのが、一日単位で契約できる短期型の自動車保険。保険料は一日当たり五百円からで、いつでも必要な日数分だけスマートフォンなどで手軽に加入できるのが特徴だ。

 業界で最初に発売した東京海上日動火災保険の「ちょいのり保険」は、二〇一二年の販売開始以来、申込件数が約四百万件に。同社によると、利用者はマイカーのない若年層が中心で、十〜二十代が約九割を占める。帰省した際、親の車を運転するにも、運転者の年齢条件に合わないため保険が利かなかったり、友人の車を運転して事故を起こし、友人の保険料が高くなるのを心配したりするため、自ら保険に加入する人が多いという。

 三井住友海上火災保険にも、同じタイプの「1DAY保険」がある。セブン−イレブンの店頭端末からも申し込める。

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