Vの時代 ボランティアが築く未来
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![]() 【暮らし】ロシア料理でW杯応援
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が、十四日に開幕する。ロシア料理を家庭で作り、テレビ観戦しながら食べるのも楽しそうだ。東京ガス「食」情報センター主幹の杉山智美さんに、日本でもおなじみのピロシキと、ビーツの冷たいポタージュの作り方を聞いた。 (竹上順子) ピロシキは、普通のパン生地で作ると発酵の手間が掛かるため、ホットケーキミックスを活用。杉山さんは「簡単なので、お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ」と勧める。 ビーツ(ビート)は赤カブのような野菜で、ホウレンソウの仲間だ。鮮やかな赤色が特徴で、ロシア風スープのボルシチにも使われる。今回は缶詰を使った。 ◆ピロシキ【材料】4個分 春雨 6グラム 薄力粉 75グラム ホットケーキミックス 75グラム 牛乳 75ミリリットル 溶かしバター 小さじ2 サラダ油 小さじ1/2 タマネギ(みじん切り) 1/4個分 牛豚合いびき肉 50グラム ウスターソース 小さじ1/2 砂糖 小さじ1/4 塩・こしょう 少々
【作り方】 <1>春雨を水で戻し、長さ1センチに切っておく。 <2>ボウルに薄力粉、ホットケーキミックス、牛乳を入れて手で混ぜる。バターを加えて滑らかになるまでこねる。4等分して丸め、ぬれ布巾を掛けておく。 <3>フライパンにサラダ油を入れて温め、タマネギを炒める。透き通ったらひき肉を加え、火が通ったら(1)を加えて少し炒め、ウスターソース、砂糖を加える。塩・こしょうで味を調えて火を止める。粗熱が取れたら4等分する。 <4>小麦粉・水各小さじ1(分量外)を混ぜて「のり」を作る。(2)の生地を円形につぶし、中央が厚めになるよう周りを指で延ばす=写真(上)。直径10センチほどになったら周囲にのりを塗る。中央に(3)を載せて包み=同(中)、しっかりととじる。揚げたときに口が開かないよう両端を畳み込み、形を整える=同(下)。 <5>油(分量外)を170度に熱し、(4)のとじ目を下にして入れ、小麦色になるまで揚げる。 ◆ビーツの冷たいポタージュ【材料】4人分 ビーツ(缶詰) 1缶(400グラム) タマネギ 1個(200グラム) ジャガイモ 2個(200グラム) バター 10グラム 水(ビーツの缶汁と合わせて) 300ミリリットル チキンコンソメ 1個 牛乳 200ミリリットル サワークリーム 100グラム 塩・こしょう 少々 ゆで卵 1個 ディル 適量 【作り方】 <1>ビーツは実と汁に分ける。実は厚さ約5ミリのいちょう切りまたは半月切り、タマネギは薄切りに。ジャガイモは皮をむき、厚さ2、3ミリのいちょう切りまたは半月切りにする。 <2>鍋にバターを入れて温め、タマネギを弱火で炒め、しんなりしたらジャガイモを加え、焦がさないようにじっくり炒める。 <3>(2)にビーツの実と水、チキンコンソメを入れ火を強め、沸騰したら中弱火で煮込む。15分ほどして野菜が軟らかくなったら火を止めてボウルに移し、氷水に当てて粗熱を取る。 <4>(3)をミキサーにかける。野菜がつぶれて滑らかになったら牛乳、サワークリームを加えてさらにかくはんし、ボウルに戻して塩・こしょうで味を調え、冷蔵庫などで十分に冷やす。 <5>(4)を器に入れ、角切りにしたゆで卵とディルを飾る。 PR情報
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