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【暮らし】

<キレイ工房>浴衣 ビタミンカラーで粋に

黄色と黄緑色のリバーシブルの帯(左)や、マゼンダピンクの帯を、紺や白地の浴衣に合わせた今年らしい着こなし

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 浴衣を着て出掛けたくなる季節がやってきた。今シーズンは「ビタミンカラー」と呼ばれる鮮やかな色が注目されている。浴衣自体の生地としてはもちろん、帯や小物に取り入れるのも粋。着こなしのポイントを紹介する。 (今川綾音)

 黄色に黄緑色、オレンジ色−。日本橋三越本店(東京都中央区)の呉服売り場には、かんきつ類を思わせる鮮やかな色の浴衣や反物が並ぶ。今年、ファッション界全体で流行している「ビタミンカラー」だ。

 三越伊勢丹ゆかた・プレタきものバイヤーの加知(かち)卓也さん(45)は、「ビタミンカラーは、浴衣の色として選んでも今年らしさが出るが、差し色として取り入れるのもお勧め」と話す。定番の紺や白地の浴衣に対し、帯や帯留め、げたの鼻緒などの小物に鮮やかな色を使ってアクセントにすると粋な装いになるという。

 男性の浴衣は、遊び心のある色と柄の組み合わせに注目。黒地に帆を広げた赤いヨットを配した生地や、白地に風神や雷神のデザインをあしらった生地など、カジュアルシャツに仕立ててもよさそうな色柄もある。加知さんは「色や柄など、どこかに存在感を持たせて」とアドバイスする。

 浴衣というと、手入れが難しいのではと不安に感じる人も少なくない。

 代表格の素材は綿とポリエステル。綿は通気性と吸湿性に優れるが、アイロンがけが必要なのでやや手間がかかる。加知さんは「ポリエステルはアイロンがけなしで着られる手軽さがある。サラッとして、汗でべたつかない素材も開発されている」と説明する。

 帯の素材にも絹、麻、ポリエステルなどがあり、それぞれの特徴を知っておきたい。絹は締めやすく緩みにくいが、丸洗いできないので汗染みなどの処理は注意が必要だ。麻は涼しくほどけにくいが、絹などに比べると硬いので結びにくく、しわになりやすい。ポリエステルは価格が手ごろで色柄が豊富。汚れがつきにくく、取り扱いやすい。

黒地に赤いヨットがデザインされたモダン柄の浴衣

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鮮やかなビタミンカラーの反物や小物

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