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【暮らし】

手軽な作りおき料理 人気家政婦が伝授 加熱だけで完成

料理をするタスカジのKotoさん=東京都港区で

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 週末などにあらかじめ数日分の料理を準備する「作りおき」がブームとなっている。家事代行マッチングサービス会社「タスカジ」で、“予約のとれない家政婦”として人気のKoto(コト、本名・友沢寿子)さん(61)=横浜市=に、作りおき料理のこつを聞いた。 (砂本紅年)

 Kotoさんは三年前、主に作りおきサービスを手掛ける家政婦として活動を始めた。その道の草分け的存在だ。依頼者の多くが子育て中の働く女性で、「冷蔵庫にある食材で九〜十二品は作る」という。

 保存容器は常に清潔にして、箸も料理ごとに使い分ける。食材が傷みやすい夏場は、冷蔵庫での保存は二日分までにして、三日目以降は冷凍庫に入れる。

 お薦めなのは、生の切り身魚と野菜、調味料を一緒にホイルやクッキングシートに包んで冷凍保存する方法。「凍ったまま加熱するだけで料理ができます」。殺菌・防腐効果のある梅干しやショウガ、カレー粉などを活用するのも手だ。

 調理も手際よくしたい。野菜は別々でなく、一つの鍋でゆでよう。あくの少ないものから順に鍋に入れると、お湯のにごりを最小限にできる。ナスなど色落ちする野菜も後でゆでる。

 甘辛炒め、トマト煮、甘酢あえなど和風、洋風、中華風と、それぞれの調味料の配合割合を頭に入れておくと準備がはかどる。さまざまな味つけを覚えておけば、料理の幅も広がる。

 四月に発売した「Kotoさんのかしこい作りおき」(学研プラス)では約八十種のレシピを紹介している。

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◆夏野菜たっぷり アクアパッツァ

 お薦めの1品は、夏野菜をたっぷり使った魚介類の煮込み料理「アクアパッツァ」。作りおきメニューは肉に偏りがちだが、リクエストで最も多いのが魚や貝のメニューという。「すぐに食べてもいいですが、保存すると魚介のうまみが凝縮します」。2日目までは冷蔵でもいい。3日目以降に食べるなら冷凍して保存を。

 魚はタイやタラなど白身魚を。野菜は家にあるもので。白ワインがなければ料理酒、イタリアンパセリがなければパセリのみじん切りを使う。食べた後に残った汁でパスタを作るとおいしい。

【材料】(4人分)

イサキ(切り身) 半身2枚

塩・こしょう 各適量

ミニトマト 8個

オリーブ油 大さじ1

ニンニク(みじん切り) 1かけ分

タマネギ(薄切り) 1/4個

ナス(輪切り) 1本

ズッキーニ(輪切り) 10センチぐらい

パプリカ(細切り) 赤、黄各1/4個

トマト(一口大) 1個

A(白ワイン・水各100ミリリットル)

アサリ(殻つき、砂抜きしたもの) 8〜12個

イタリアンパセリ 適量

【作り方】

 <1>イサキに塩、こしょうをふる。ミニトマトはへたを取る。

 <2>フライパンにオリーブ油を熱し、ニンニクとタマネギを入れて中火で炒める。タマネギが透き通ってきたら、ナス、ズッキーニ、パプリカを入れて軽く炒める。イサキの皮目を上にして入れ、トマトとAを加える。

 <3>煮立ったら、アサリ、ミニトマトを入れ、ふたをして弱火で5〜6分蒸し煮にする。味が足りない場合は塩・こしょうで味を調え、器に盛り、パセリを散らす。

 

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