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【お金の話】

つみたてNISA 少額の長期投資に 畠中雅子(ファイナンシャルプランナー)

 少額投資非課税制度「NISA」がスタートして四年近くになります。NISAは、一年間に百二十万円までをNISA専用の口座で運用できる制度です。メリットは、運用益や売却益に課税されないこと。年間の投資額に制限はあるものの、非課税メリットを生かしながら資金を運用できます。

 運用できる額には上限があって、非課税枠は年間百二十万円までです。また、売却して非課税枠が空いても、それを同じ年に再び使うことはできません。ただし、非課税枠は五年間使えるので、最大で合計六百万円までを非課税で運用できます。また、五年間の運用期間が終了したときに、同じ商品を引き続き保有したければ、もう五年間、NISA口座で運用できます。最長十年の運用が可能になるわけです。

 こうしたNISAに、来年からは「つみたてNISA(積み立てNISA)」が加わります。つみたてNISAの非課税枠は年間四十万円。NISAは一般的に、数万円から数十万円程度の資金で株や投資信託を購入するのに対し、つみたてNISAでは、毎月二万円や三万円などを、継続して投資します。つみたてNISAで利用できるのは、株式投信やETF(株価指数などに連動する投資信託)など。長期の積み立てによる分散投資に向く銘柄が、つみたてNISA用に選定される予定です。

 つみたてNISAの方が投資の上限額は少ないものの、非課税期間は二十年と、NISAより長め。通常のNISAとの併用はできないため、NISAか、つみたてNISAかを選ぶ必要があります。つみたてNISAの申し込みは、来月からスタート。すでにNISAの口座を持ち、来年からつみたてNISAに変更したい方は、現在利用している金融機関に変更届を提出しましょう。

 

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