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【お金の話】

慶弔金の額 関係に応じて判断を 光田洋子(マネージャーナリスト)

 家計では冠婚葬祭のお付き合いに伴うお金も必要不可欠なもの。十月、十一月は春と同様に結婚式が多くなる時期です。まずは、披露宴などに招待された場合のご祝儀の相場から見てみましょう。

 一般的に、ご祝儀の金額は結婚する人と自分との関係で異なります。リクルートブライダル総研の「ゼクシィ結婚トレンド調査2016」で、首都圏の招待客一人当たりの平均額は、友人が三万円、上司は四万円、恩師は三万七千円、親族は六万五千円でした。

 親族は五万〜十万円未満という回答が半分以上を占め、平均額を押し上げています。この平均額は地域別でも、それほど大きな違いはありませんが、五〜六年前と比べると、親族の平均額だけ若干高くなっています。

 一方、結婚するカップルが挙式・披露宴などにかける金額も上昇気味で、昨年の平均は総額で三百五十九万七千円という結果。ただ、受け取るご祝儀の総額も二百万円を超え、親や親族からの援助がある人も多いため、自己負担する金額はかなり抑えられています。

 通夜・葬儀などの香典については、全日本冠婚葬祭互助協会の「香典に関するアンケート調査」(二〇一六年度)から、相場として参考になる最多回答額を紹介します。亡くなった方が祖父母の場合は一万円、親の場合は十万円、兄弟姉妹は三万円、おじ・おば、それ以外の親戚は一万円、職場関係や友人・その家族、隣人・近所などはすべて五千円でした。

 ただし、世代別の回答や平均額を見ると、高齢の人ほど香典の額も高くなる傾向。最多回答額も兄弟姉妹の場合、三十代、四十代は三万円ですが、五十代以上は五万円でした。年を重ねると冠婚葬祭の出費も増えますが、相手との関係で相応の額を包むことも、お付き合いの上では重要です。

 

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