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【お金の話】

大学の進学費 必要な金額、早めに準備 光田洋子(マネージャーナリスト)

 年明けから大学の一般入試を迎える子どもがいたら、親は出願時に納める受験料のほか、合格後に必要になる初年度納付金の準備を始めておくことが大切です。

 日本政策金融公庫の二〇一六年度「教育費負担の実態調査」では、大学の受験費用は平均三十万円以上です。入学しなかった学校への納付金を含めると、短大を除けば入学までに平均で四十万円以上かかっています。国公立大の志望者でも、私立大を併願する場合が多いので、受験にかかる費用は余裕をもって準備しましょう。

 入学手続きで納める初年度納付金は、国公立大で平均八十二万円。私立大の場合、一五年度の平均額は、文系が百二十三万円、理系は百六十五万円です。このうち、授業料は後期の分を後払いすることもできますが、入学金と前期授業料、諸経費などは入学手続き時にまとめて納めるため、最低でも百万円近くは用意しておくことが必要です。親は早めに子どもの受験校を確認し、入学案内などの資料で入学時に必要な金額を確かめておきましょう。

 在学中の学費は、奨学金を利用して負担を抑えることも可能。ただし、貸与型奨学金が多いため、卒業後の返還に苦しむ人が増えていることにも注意が必要です。

 最近は返済不要の給付型奨学金を実施する大学が増え、出願時に申し込み、受験前に採否がわかる予約型の給付奨学金もあります。

 日本学生支援機構も、来年度から給付型奨学金を本格導入しますが、高校三年の春に行う予約採用で低所得世帯などが対象です。貸与型も無利子の第一種は家計基準に合えば学力基準はなくなるなど、条件は変わっています。国は大学等の授業料減免の充実なども検討していますが、来春、高校三年になる子がいれば、進学費用の情報は早めに調べておきましょう。

 

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