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【お金の話】

教育資金の準備 短期間に高額必要な大学 畠中雅子(ファイナンシャルプランナー)

 大学受験も本番に入り、合格の知らせを受けたご家庭もあるでしょう。喜びの後に待っているのは、数十万円から百万円を超える入学費用。負担感が増す教育資金を保護者はどう感じているのでしょうか。「子どもの教育資金に関する調査2018」(ソニー生命保険)から見ていきましょう。

 「教育資金について不安を感じるか?」の問いには、七割以上の人が「感じる」と答えています。一番多い理由は「教育資金がどのくらい必要になるかわからない」というもの。「子どもが社会人になるまでに教育費はいくら必要か?」に対する平均予想金額は、千三百四十八万円。教育資金の準備手段は、銀行預金、学資保険、財形貯蓄の順になっています。

 平均予想金額の千三百四十八万円は、実態に近い金額だと思いますが、教育資金準備で知っておきたいのは、高校までにかかる教育資金は、給料やボーナスでまかなうべきお金ということ。高校までは、貯蓄に手を付けずにすむ進学コースを選択するのが大切です。

 これに対し、大学や専門学校などの教育資金は、学資保険や貯蓄の力も借りながら支払うお金です。一千万円を超える金額に振り回されず、短期間に高額が必要になる大学時代の学費の準備に力を入れましょう。

 そのためにはまず、児童手当には手を付けずにためるのが基本。家計費用とは別の口座を振込口座にするのがこつです。お子さんが生まれたら、一歳くらいまでには学資保険への加入も検討したいところです。ただし、ここ数年の学資保険は、支払う保険料に対して、将来受け取れる学資金の割合を示す返戻率が下がっています。保険料は「年払い」にしたり、十歳で払い込みが終了する「短期払い」を利用して、返戻率が少しでも上がるよう工夫しましょう。

 

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