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【お金の話】

賃貸住宅の火災保険 家財に応じて選択を 光田洋子(マネージャーナリスト)

 春から親元を離れ、一人暮らしをスタートする大学生や新社会人は、アパートやマンションを借りる際に、不動産会社から火災保険の加入を勧められます。一般的には、その会社が代理店となっている保険会社の商品を勧められますが、自分で選んで加入すると保険料が安くなる場合もあります。

 火災保険は建物と家財に対する補償が分かれています。賃貸住宅の場合、建物については家主が加入するため、借りる人に必要なのは家財を補償する火災保険です。これに加え、借りた部屋に損害を与えた場合に家主への補償になる「借家人賠償責任保険」は必須とされ、日常生活で他人に損害を与えた場合に補償される「個人賠償責任保険」もセットされている商品が大半となっています。

 借家人賠償責任保険と、個人賠償責任保険は保険商品ごとに補償の限度額が決まっていることが多いため、年間保険料は家財の保険金額によって変わります。

 通常、独身の一人暮らしなら家財の評価額は三百万円程度と見積もられ、保険金額三百万円で年間の保険料を算出します。しかし、全部合わせてもそれほど高額の家財がない場合、保険金額を百万円または二百万円と自由に設定できる保険もあり、年間保険料に数千円の違いが出ることもあります。

 例えば、ネットで契約する日新火災の「お部屋を借りるときの保険」は、年間保険料が保険金額三百万円で六千円、二百万円で五千円、百万円で四千円に。借家人賠償責任、修理費用、個人賠償責任、弁護士と相談する場合の「被害事故法律相談費用等」の補償額はすべて同じで、自動付帯です。

 家財の火災保険は、火災や落雷、風による被害のほか、水濡れや盗難、突発的な事故による破損などが補償されることも。少額でも加入し、万一のときは活用を。

 

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