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【お金の話】

給与口座の使い方 入金と出金を一元管理 光田洋子(マネージャーナリスト)

 新入社員は今月、初めての給料日を迎えます。給与振り込みの口座を新たに開設した人もいるでしょう。毎月の給与をどのように使い、管理していくかを考え、その口座をフルに活用しましょう。

 厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、二〇一七年の初任給は大学卒で平均二十万六千百円でした。今年はもう少しアップしたとしても二十万円台が平均的。ここから税金や社会保険料が差し引かれます。今月引かれるのは所得税と雇用保険料のみで、来月からは健康保険や厚生年金保険料も天引きされ、手取りは十七万円前後になるのが一般的です。

 月々の生活費はこの手取り額の範囲でやりくりし、将来のために貯蓄も必要です。給与口座で入出金を一元管理し、通帳を家計簿代わりに使いましょう。一人暮らしなら家賃や水道光熱費、通信費などのカード払いもすべて給与口座からの引き落としに設定します。こうした毎月の固定支出の合計額を調べ、貯蓄は給与の一割を目安に取り分け、残ったお金が生活費や小遣いとして自由に使える金額です。親元暮らしで、家に入れるのが食費程度の月二万〜三万円なら、貯蓄は給与の二割か三割と多めにすることが大事。そうすると、自由に使える額は思ったほど多くはありません。この分は月に一度、口座からまとめて引き出し、週ごとの予算を決めて使うようにすれば、管理するのも簡単です。

 現金自動預払機(ATM)の手数料が無料の時間帯や条件、独自のサービスを調べ、ネットバンキングも申し込んでおきましょう。残高確認は専用アプリですると便利です。貯蓄専用とする口座をネット銀行などに開き、毎月積み立てるのもお勧めです。給与と貯蓄の口座を使い分け、お金の管理と貯蓄習慣を身に付けることが、社会人一年目の課題です。

 

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