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【お金の話】

フリーランス 副業系も含めて増加中 光田洋子(マネージャーナリスト)

 企業に属さない働き方である「フリーランス(フリー)」が増えつつあります。

 インターネットを活用し、フリーで仕事をする仕組みを提供する企業「ランサーズ」が行った「フリーランス実態調査2018年版」によると、日本のフリー人口は千百十九万人で、四年前より約二百万人増えています。経済規模は昨年度比9%増で、本年度は二十兆円を超えました。フリー人口が日本の五倍以上、経済規模では七倍を超える米国と比べても、過去四年の日本の成長率は顕著です。

 フリーの働き方は、独立オーナーの自営業系、個人事業主の自由業系、会社に勤めながらの副業系、雇用形態に関係なく複数の仕事を掛け持ちする複業系の四種類に分かれます。最近は特に副業系の伸びが大きいようです。

 年齢はどのタイプも二十代から六十代以上まで幅広く、副業系は二十〜三十代が約半分を占め、自営業系は五十〜六十代が多いのが特徴です。年収の平均は最も高い自営業系が三百五十六万円、自由業系・複業系は百五十万円台。最も少ない副業系は七十四万円です。副業の年収が個人年収に占める比率は平均17%でした。

 調査では、フリーの自由な働き方に対する満足度は高く、「今後も現在の働き方を続けたい」人が約六割。本業以外で稼げる仕事がある場合、副業をしてみたいという人は七割でした。

 リクルートワークス研究所のレポート「ワーク・モデル2030」では、人工知能やビッグデータの活用が進むと、求められる仕事も変化。高度で専門性の高い仕事を並行して行う副業・複業のフリーが増えると予想しています。企業の働き方改革でも、副業を容認する動きがあります。フリーで働く場合、常に最新の知識や技術を身に付け続けることが重要です。

 

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