東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 暮らし > お金の話一覧 > 記事

ここから本文

【お金の話】

テレマティクス保険 車の運転情報もとに割引 光田洋子(マネージャーナリスト)

 自動車保険に新しい動きが起きています。「テレマティクス保険」の導入です。「テレマティクス」とは「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報工学)」を組み合わせた造語で、車載器や通信機器を利用して運転情報を分析し、保険料に反映させたり、さまざまなサービスを提供する自動車保険です。

 欧米では急速に普及し、日本でも数年前から開発されています。例えば、損保ジャパン日本興亜は、初めて自動車保険に加入する際にスマートフォンのアプリで運転診断を受けると、結果に応じて保険料が安くなる「安全運転割引」を一月から始めました。

 対象は初めて契約する人や、二台目以降の車を購入して自動車保険の契約が増える六等級か七等級の人。運転診断によって、保険料が3%から最大20%の割引になります。自動車保険を契約する前に、同社が提供する専用アプリをダウンロードして、利用登録をするとチャレンジできます。五日以上かつ十時間以上の走行データをもとに、ハンドリングやブレーキ操作などの運転特性を診断し、結果に応じて割引スコアが算出されます。その画面を取扱代理店に提示して契約すると、割引が受けられる仕組みです。

 ソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」は、申し込んだ人にドライブカウンターが届き、その計測結果で保険料が5〜20%キャッシュバックされます。三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、それぞれの主力商品をベースに「見守るクルマの保険」を展開。スマホと車載器を活用し、危険運転時の注意喚起アラートや事故時の自動通報、指定した家族との情報共有など、高齢ドライバーの運転を見守るサービスを提供。こうした自動車保険で安全運転への意識も高まります。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報