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【お金の話】

海外留学の費用 支援制度の活用 検討を 光田洋子(マネージャーナリスト)

 ひところ、日本の学生は内向きで海外留学を希望する人は減っているという話を聞きましたが、最近は変わってきた様子。文部科学省によると、短期の語学留学などを含めた高校生・大学生の留学者数は過去数年、増加しています。グローバル化が進み、社会で求められる能力が年々変化していく中で、将来のために留学を考える学生も増えているのでしょう。

 とはいえ、海外留学となると費用で悩むことも少なくありません。一カ月程度の語学留学なら五十万円前後で済むこともありますが、単位取得を目指す場合、一年で二百万〜三百五十万円はかかるといわれています。大学ごとに実施する交換留学なら授業料はかからないこともありますが、渡航費や保険料、食費などを含めた現地の滞在費は自己負担が一般的です。そこで、各種の留学支援制度を活用することも検討すべきです。

 その一つが、二〇一四年からスタートした「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」です。将来世界で活躍するグローバル人材を育成するために、官民協働で実施している留学支援制度です。来年四月から十月までに留学を開始する大学生等のコースは、今月二日から募集が始まり、申請期間は十月十二日までです。

 同プログラムは世界トップレベルの大学を含めた四つのコースがあり、地域や留学先、専攻や期間などの留学プランを自分で設計できます。留学準備金や授業料のほか、返済の必要がない奨学金も支給されるのが特徴です。昨年、このプログラムを利用してドイツの大学に留学中の女子学生の父親によると、大学の寮費や生活費はこの奨学金で十分に賄えているそうです。在籍する大学等を通じて日本学生支援機構に申請します。詳細や条件は専用ホームページや大学等で調べてみましょう。

 

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