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【にゃんとワンポイント】

犬の皮膚・被毛 普段のケアで異常発見

ブラッシングを受ける犬。普段からのケアが重要だ

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 犬の健康的な皮膚や被毛は、定期的なシャンプー・カット、日々のブラッシングによって保たれます。

 犬種によって、短毛と長毛、生涯毛が伸び続け定期的なカットが必要なものや、夏と冬で毛質が変わったり、生え替わったりする犬種もあります。タイプに合わせたケアが必要です。

 上手に手入れをすることで、美容や皮膚病の予防、コミュニケーション−の三つの効果が期待できます。

 犬の皮膚の病気で多くみられる症状は脱毛とかゆみです。

 皮膚感染症やアトピー性皮膚炎、ホルモン異常などが原因です。小さな湿疹でも、犬自身がなめたり引っかいたりすることで、血が出るまで皮膚を傷付けてしまうこともあります。

 普段から被毛のケアを行うことで、体表の異常を早期に発見できます。

 家庭で被毛ケアを始める場合は、あらかじめブラシの背でなでたり、においをかがせるなどして道具に慣れさせてから始めましょう。嫌がるそぶりが見えたらいったん中止し、改めて違う方法で試します。

 ブラッシング嫌いにしてしまうと、皮膚病にかかる危険性が増します。大事なコミュニケーションツールを一つ失うことにもなります。

 自宅でケアする際のアドバイスをもらうのに、トリミングショップを利用するのもいいでしょう。

 定期的に店を利用していると、被毛の状態はもちろん、体の痛み、目の異常など、家族が気付かなかった点を、プロから指摘してもらえることも多いようです。

 ただし、皮膚の病気を見つけた場合、トリミングでは治療はできません。

 特に皮膚の感染症は、他の犬に移る恐れがあり、サービスを断られることもあるでしょう。

 異常を見つけたら、すぐに動物病院を受診してください。

 (後藤千尋=獣医師、ノア動物病院)

 

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