東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 暮らし > にゃんとワンポイント一覧 > 記事

ここから本文

【にゃんとワンポイント】

犬の散歩 気候や体調見て快適に

犬種の特徴や性格を考慮し、快適に散歩を

写真

 犬の散歩の仕方は、種類や性格によって異なります。

 体重1キロ程度のチワワと100キロもあるセントバーナードでは、代謝も体力も大きく違います。散歩は基本毎日ですが、一年中決まった時刻にすることが正しいとは限りません。

 室内犬の多くは、アンダーコート(下毛)といわれる綿毛がほとんどなく、逆にシベリアンハスキーや日本犬などは大変豊富です。

 下毛の少ない犬は、暑さに比較的強く、寒さは苦手です。逆に多い犬たちは暑さに弱く、寒さは平気です。もちろん、その中間の犬種も多く存在します。特徴を踏まえた散歩が肝心です。

 夏場は、日中の暑い時間帯を避けるのはもちろん、犬をよく観察し、散歩に行きたがらなければ、かなり暑さを嫌がっていると判断するべきでしょう。この場合、体に負担を掛けないように努めてください。

 体調によっては、散歩をさせない日があっても全く問題ありません。むしろ、積極的に休養させてあげましょう。

 特に注意すべき点は、アスファルト路面からの輻射(ふくしゃ)熱です。小型犬は、路面から近い位置に胸や腹があります。体が受ける熱量は、二足歩行の人間とは比較になりません。夕方でも、アスファルトの熱は残っているので、油断は禁物です。

 冬場は、下毛の豊富な犬たちにとって、最も運動量を確保できる時期です。逆に、少ない犬たちは寒さに震える季節です。外出時は、防寒対策をしっかり施してください。

 雨天の散歩は、犬種にかかわらず水の好き嫌いが分かれます。足がぬれることを嫌う性格ならば、雨の中に連れ出すことはストレスになります。

 以上の事を踏まえ、犬たちが快適に、楽しく散歩できるよう工夫してみてください。

 (川村康浩=獣医師、川村動物クリニック院長)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報