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【にゃんとワンポイント】

もしもの時 非常時に慌てぬ備えを

各社から出ているペット保険のパンフレット。高額な医療費に備える上でも、加入は有効だ

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 人間も動物も生きている以上、突然の病気、けが、事故などに遭遇してしまうこともあります。そんな時、気が動転してパニックに陥ることもあるかもしれません。非常時であればあるほど落ち着かないと、助かる命も助からなくなる可能性が出てきます。

 まずは深呼吸してください。間違った素人判断は大変危険です。かえって状態を悪化させることになりかねません。慌てず、ゆっくりとした口調でいつも連れて行っている動物病院へ連絡し、指示を仰いでください。かかりつけの病院は必要です。非常時に慌てないためにも信頼できる病院を普段から見つけておきましょう。

 しかし、動物病院でも、24時間診療を実施しているところはあまりありません。救急病院の連絡先も控えておくとよいでしょう。慌てて駆け込んだけれども閉まっていた、では一刻を争う場合はとても危険です。もう一度言います。必ず、慌てずに病院に連絡して適切な指示を仰ぎましょう。

 動物の医療も日々進歩し、高度な検査や手術を受けられるようになりました。これに伴い、医療費も高額となることがあります。動物は人間と違い国民健康保険がありませんので、ペット保険の加入をお勧めします。保険により、かなりの部分で満足のいく治療が受けられるはずです。

 最後に災害時の備えについてです。最低でも1カ月分のフードと水の確保はしてください。ペットシーツも合わせて用意しておくと、トイレが使用できない期間が長引いても安心です。定期的に投薬が必要な動物であれば、最低でも常時2週間分は手元にあるよう管理してください。災害は今この瞬間にやって来るかもしれません。できる準備は全て行いましょう。

 (川村康浩=獣医師、川村動物クリニック院長)

 

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