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【にゃんとワンポイント】

普段の備え 猫にもかかりつけ医を

マイクロチップが入った注入器。猫の身元を知る上でチップは非常に有効だ

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 今回は、猫のもしものときの対処と備えです。いざというときに一番大切なことは、慌てず、落ち着いて行動することだと思います。

 普段からの備えが重要です。かかりつけの動物病院(獣医師)をつくりましょう。獣医師は強力なアドバイザーとなってくれるはずです。病気やけがのときだけではなく、予防も含めて普段から気軽に何でも相談できる関係を築くことが大切です。

 かかりつけ医になることは獣医師側にも、大いにメリットがあります。普段の元気な様子や性格、検査データを知り、飼い主さんとの信頼関係があれば、的確な診療が可能です。

 急な病気で入院や手術が必要になることがあるかもしれません。金銭面で慌てないように、貯金をしたり、ペット保険に加入したりすることもよいでしょう。

 生涯にわたり共に生活できることに越したことはありませんが、何かのきっかけで猫がいなくなることがあります。猫と再会する確率を上げるため、首輪に迷子札を付けておいたり、脱落の心配がないマイクロチップを体内に埋め込んだりする方法が有効です。

 仙台市では動物管理センターや市内ほとんどの動物病院に、チップを読み込むリーダー(読み取り器)があります。こうした施設で保護されると引き渡しが確実になります。

 最後に、いなくなってしまった動物を呼び戻す願掛けで使われる、有名なおまじないを紹介します。

 <たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む>

 中納言行平の和歌です。紙に書いて、猫の通りそうな場所に貼ってみてください。非科学的ですが、御利益があるかもしれません。

 (伊東則道=獣医師、伊達の街どうぶつ病院院長)

 

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