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【首都圏】

近所付き合いをアプリで育む 都内企業が全国展開へ

「マチマチ」のデモ画面(六人部さん提供)

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 人間関係が希薄になりがちな都市部や過疎地で、近所付き合いをしやすくするため、近隣者同士でのみ情報交換ができる会員制交流サイト(SNS)「ご近所SNSマチマチ」を、東京都のベンチャー企業「Proper」(プロパー)が発表した。社長の六人部生馬(むとべいくま)さん(33)は、「近所付き合いが進めば、住み心地が良くなるだけでなく災害時の助け合いにもつながる」と話している。 (志村彰太)

 六人部さんは、横浜市港南区出身。慶応大を卒業後、外資系金融機関などをへて独立し、メガネのインターネット通販会社を共同創業したことがある。社会貢献ビジネスを志し、昨年にプロパーを設立した。

 不適切な使われ方を防止するため、登録するには厳しい審査がある。まず、実名で利用申請し、免許証やパスポートのコピーなどで運営者が本人確認する。審査後、自分の顔写真をサイトに掲載すれば利用を始められる。

 交流できる範囲は原則半径八百メートルに限定する。不適切な投稿があった場合は、運営者がただちに削除し、投稿者を退会処分にする場合もある。

 三月から三カ月間、東京都渋谷区の富ケ谷地区でテスト運用したところ、「子どもの入学する小学校の雰囲気が分かった」「評判のいい病院の情報が得られた」などの反響があり、不適切な利用もなかったことから、全国展開を決めた。

 利用は無料で、年内か来年初めをめどにスマートフォンアプリも発表する。六人部さんは「地域コミュニティーの再生に一役買いたい」と話している。

 

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