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【首都圏】

四季折々「脱原発」叫び カレンダー「福島の女たち」発売

「原発いらない福島の女たち」が販売している2017年版カレンダー

写真

 脱原発を訴える女性団体「原発いらない福島の女たち」が、二〇一七年版カレンダーを販売している。東京電力福島第一原発事故から五年が過ぎた一六年の活動を写真で伝えている。

 表紙は色鉛筆調の柔らかなタッチのイラスト。女性たちが「原発バイバイ」と声を上げる様子が描かれている。今年は原発の再稼働が相次ぎ、メンバーは各地のデモや集会に参加し、写真を撮った。三月に大津地裁の差し止め仮処分決定で3、4号機が運転停止した関西電力高浜原発(福井県)のほか、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)も訪れて、再稼働への抗議を続けた。

 四月分では、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する運動に参加した際の写真を紹介。福島も沖縄も「“国策”という美名のもとに犠牲を強いられている」と、一文を添えた。

 巻末では「すれ違う想(おも)いの中で」と題し、依然として解決していない福島第一原発の汚染水処理問題などの「異常」事態が、事故から六年目となって「日常」になってしまったことへの不安と疑問をつづった。

 メンバーで福島県郡山市の黒田節子さん(66)は「カレンダーを見るたびに、原発事故の被災者の苦しみが今も続いていることを思い出してほしい」と訴えた。

 カレンダーは縦十八センチ、横二十一センチで、一部千円。売り上げは活動費にあてる。問い合わせは、黒田さん=電070(5018)7478=へ。 (小川慎一)

 

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