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【首都圏】

ベルギー「奇想」の系譜 国内初公開作のテーマは「西洋的輪廻」

「トゥヌグダルスの幻視」を紹介するアンパロ・ロペス・レドンドさん=宇都宮市で

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◆宇都宮美術館で19日から展覧会 

 ベルギー・フランドル地域で発展した「幻想絵画」とその伝統を受け継いだ現代までの秀作を紹介する展覧会「ベルギー奇想の系譜展 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」(宇都宮美術館、東京新聞主催)が十九日、宇都宮市長岡町の同館で始まる。展示作が運び込まれ、開幕への準備が着々と進んでいる。 (小川直人)

 開館二十周年を記念する展覧会で、ベルギー大使館など後援。宇都宮美術館は、ベルギーの画家ルネ・マグリットの著名な作品「大家族」を所蔵しており、同国関連の絵画展を企画することになった。

 展示されるのは、十五、十六世紀を代表するボスやブリューゲルから、二十世紀のルネ・マグリット、現代のヤン・ファーブルまで、同地域の作家らが制作した約百二十点。五百年にわたって引き継がれている「奇想」の系譜を紹介する。

 目玉となるヒエロニムス・ボス工房の「トゥヌグダルスの幻視」は、国内初公開。所蔵するラサロ・ガルディアーノ財団(スペイン)の美術館主任学芸員アンパロ・ロペス・レドンドさんは「一人の男の生まれ変わりが表現されている。西洋的な輪廻(りんね)が描かれていて興味深い」と作品の面白さを話す。

 展覧会は五月七日まで。開館時間は午前九時半〜午後五時(入館は午後四時半まで)。休館日は三月二十日と五月一日を除く毎週月曜と、祝日の翌日(五月六日は開館)。観覧料は一般千円、大学生・高校生八百円、中学生・小学生六百円。(宇都宮市在学、在住の高校生以下は無料)

 東京展として、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムでも、七月十五日から九月二十四日まで開催する。 

 

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