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【首都圏】

<ニュース読者発>トトロの樹を守る 東京・西荻窪で来月28日催し

「トトロの樹」の前にある掲示板の「ミイセ」のポスターを紹介する山中啓倭子さん(左)らメンバー=東京都杉並区西荻北で

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 住民の存続運動が実り、マンション建設計画による伐採を免れた東京・西荻窪にあるケヤキの大木、通称「トトロの樹」。その周りにクローバーの種をまく催しを5月28日、地元グループが開く。中心メンバーで本紙読者の山中啓倭子(けいこ)さん(41)=杉並区=は「木を大切に思う気持ちを広げたい」と願う。 (奥野斐)

 グループの名前は「みんなでいきる世界」を略して「ミイセ」。山中さんが店長の、木の向かいにあるカフェ「カノン」に集う客や住民らで二〇〇八年に結成された。木はJR西荻窪駅徒歩約十分の、区立坂の上のけやき公園(西荻北四)にある。木が伐採の危機にあった際、メンバーらが署名活動に動き、木の存続後は公園になった。その物語は本や朗読劇にもなった。

 「みんなが夢や希望を持てる社会をつくりたいという、同じ気持ちを持った人ともっとつながりたい」とメンバーの川崎三輪子さん(39)。東日本大震災後、メンバーで福島出身の歌手SAYURIさんのチャリティーライブを開催したり、義援金を杉並区が交流する福島県南相馬市などに届けたりした。エフエム会津で週一回、番組に出演。ミイセの活動も紹介している。

 クローバーの種まきは、木を支える土壌を良くし、公園に緑を増やすため。木は、区の調べで樹齢約百年、高さ二十三メートル、幹回りは四メートル八十二センチ。「緑のあふれる、人が集う場所にしたい」と山中さん。

 種まきは午前十時から。参加申し込みは四月末締め切り。問い合わせはカフェ「カノン」=電03(5938)1870=へ。

 

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